在宅復帰と在宅支援
在宅復帰
病院を退院することになったが、まだ家庭での介護に不安がある、日常生活の動作がしにくくなり、リハビリをしてほしい、認知症による周辺症状があり、家庭での介護が難しくなってきた、などなどの状況でご入所されてきたみなさまに対し、入所後早期にリハビリテーション室の理学療法士・作業療法士がご自宅を訪問させて頂き、ご自宅の家屋の環境を確認させて頂きます。
そして、ケアマネジャーが、在宅復帰する為には、どのようなリハビリテーションや看護・介護ケアが必要かを確認し、各専門職に情報を伝えます。
医師・看護師・理学療法士・作業療法士・介護士・支援相談員・介護支援専門員・管理栄養士がチームケアを行い、安心して在宅復帰できるようにサポートいたします。
退所前には、理学療法士・作業療法士、ケアマネジャーと共に居宅のケアマネジャー等でご自宅を訪問して、ご自宅で動作の確認をし、住宅改修が必要かどうか、どのようなレンタル商品が必要か、どのような介護サービスが必要かを当施設ケアマネジャーが、担当予定の居宅ケアマネジャーと共に連携しながら検討し調整します。
全てのサービスの調整がついた時点で退所日を決定します。
退所後は、通所リハビリテーション(デイケア)やショートステイまたは長期入所などを繰り返しご利用いただきながら、在宅生活を強力にバックアップします。
在宅支援
日常生活の動作がしにくくなり、リハビリをしてほしい、認知症による周辺症状、家庭での介護が難しくなってきた、家族が入院や療養をすることになり、その間家庭で介護できない、定期的に休息したいなどの状況でご入所されてきたみなさまが、ご自宅へ退所された後、当施設を退所し、在宅復帰して頂いて終わりではありません。
むしろ、在宅復帰してからが始まりです。
これから長く続くであろう介護に不安を抱く方が多いと思います。いつまで続くかわからない、先の見えない介護から、何カ月か頑張ったら、また入所できるというように先の見えることで安心感が得られると思います。
ご家族の介護負担軽減やご本人のリハビリを目的に繰り返してご利用していただくことが可能です。
また、現在、在宅で介護されている方も、様々な理由で一時的に介護できない時があるかと思います。
ショートステイでは限度額があって1カ月を超える期間の対応は困難です。
ご家族の介護負担軽減やご本人のリハビリ目的の他、過去にあった代表的な事例をあげると、夏の暑い時期、冬の寒い時期に入所したい、住宅改修する間入所したい、家族が緊急入院するので入所したいなど、さまざまな理由で、入所期間も目的に合わせてご利用していただくことができます。
居宅ケアマネジャーさまともご相談の上、支援相談員までお問い合わせください。
在宅期間中のショートステイ、通所リハビリテーション(デイケア)の利用例
■ショートステイ(短期入所療養介護)
■通所リハビリテーション(デイケア)
■さがみ仁和会病院往診(現在往診はグループホームと特養のみ)
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